【なろう小説】隠れた名作『甘く優しい世界で生きるには』本編(完結済み)

#マンガ

甘く優しい世界で生きるには

作者:深/深木
URL: https://ncode.syosetu.com/n8915bv/

あらすじ

 勇者や聖女、魔王や魔獣、スキルや魔法が存在する王道ファンタジーな世界に、【炎槍の勇者の孫】、【雷槍の勇者の息子】、【聖女の息子】、【公爵家継嗣】、【王太子の幼馴染】、【第三王女の婚約者】という大層な肩書きを持って生まれた主人公、ドイル・フォン・アギニス(十五歳)。彼は、肩書きに見合うハイレベルなスペックを持って生まれた。そして、そんな人生勝ち組な主人公は両親に溺愛されて育った結果、王道悪役な貴族の馬鹿息子街道をまっしぐら!
 そんな、王道では当馬役にされがちなポジションである主人公は、一週間高熱にうなされた結果、あざとく計算高かった記憶を思い出す。
 そして、決意する。
己が失いかけている肩書きを取り戻し、こんな(馬鹿息子)でも愛してくれた人々の為に、真っ当な道を歩ける人間になろうと。

これはありがちな設定を盛り込んだ転生ファンタジーです。
 限界以上まで下げられたハードルの中、チートな主人公が仲違いした周囲の人々と和解していきます。
 また、最初から最後まで主人公ご都合主義でまいります。
 時間がありましたら、覗いてみていただけると幸いです。

甘く優しい世界で生きるには

コメント

よくある転生ファンタジーなんですが、タイトルのとおり主人公に『甘く優しい世界』で主人公が半グレから立ち直り、成長し英雄となるまでの軌跡がかかれています

甘く優しい世界の名のとおり、世界が甘く、残酷な描写が少ないです
両親はもちろん、婚約者、従者、お姉さんメイドなど、みんな主人公が大好きで、もちろん最後はハッピーエンドとなるお話です

見どころは、主人公の成長していく姿や感情の描写、主人公と殿下とのすれ違いながらも熱い信頼、主人公に盲信する従者が従者となった経緯、薬師の先輩を口説くシーンなどたくさんあります

特に、前半で主人公がグレた理由をカミングアウトするシーンからの祖父の後悔のシーンは何度も読み直しました

あらすじに記載されているとおり、最初から最後まで主人公ご都合主義で、生まれたときから才能によって努力が報われない世界というのは個人的にはあまり好きではないです
ただし、それ超えてコンプレックスを抱えながら、英雄に成長していく姿は熱いものがあります
ぜひ読んでみてください

本編(完結済み)で書籍化、コミカライズもされています。

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